それぞれが思う事

2021年10月21日 15:40

季節が変わり、日中は過ごしやすい日が続いています。

いつも行く近所の公園では…

落ちている葉や木の実を拾ったり、枠のない大きな地面をキャンバスにダイナミックに描いたり…それぞれが「自分が楽しいと思うこと」をして遊んでいます。

遠出の散歩では、まず高尾山に行きました!

電車初体験の子も、切符を改札に入れたり、走行中の揺れる車両に心地よかったり、緊張したり、それぞれ感じることが違ったことと思います。

山道の上り坂に、思わず泣いてしまった子も、下り坂で足が絡まりそうになった子も、疲れや新鮮な涼しい空気を、自分の体で味わいました。

そして、今日は歩いて陵南公園まで…

約2.7キロの道のりを自分の足で歩きます。

水が流れる音に気付いて、川に目をやるKくん

大人の手を必死に掴んで、黙々と歩くSちゃん

ベビーカーの中で、優雅に午前寝中のAちゃん

歩道脇の枯葉を踏んで音を楽しむNくん

自分の影や雲を見て、指をさすAちゃん

同じ経験をしていても
何を見て、
何を感じるのかは
人それぞれ

周りの環境から、何を受け取り、
自分なりにどう関わるのかは、
その子の自由ですよね!

私たちは、季節や発達に合わせた環境を用意し、それぞれが感じた事を大切に・大事にしたいと思っています。
「良かれと思って…」と、いつの間にかその体を先導し、思いを誘導し、勝手に決めた大人の思う「良い」と思った道を歩かせる事がないように…

『人にものを教えることはできない。
自ら気付く手助けができるだけだ。』

by ガリレオ・ガリレイ

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